パラサイトパパ
こんにちは、みんです。
ここのところ、「母親ノート法」の男の子のママのセッションで
パパさん NG!というケースが相次いでいます。
どうNGかと言うとね
子どもの出す結果に一喜一憂なさっているって事なのです。
例えば
少年野球をやっている息子ちゃんに
上手になって欲しいばかりに 口を突っ込み過ぎていたり
学校が苦手な男の子ちゃんに
部活だけは頑張って欲しい…と 口を出したり。
そりゃ、息子ちゃんについ期待しちゃうパパの気持ちも分からなくはないけれど
私としては
「そんなにスポーツ好きなんやったら、
自分がやったらええやん。
子どものふんどしで 相撲取るな!。」
と言いたくなるわけです。
パラサイトパパなんですよね。
でね、パパはもう一段上に上がって
お子さんの結果ではなく
頑張りや人格を認めてあげて欲しいのです。
子ども達、結果主義の親に育てられると
結果を出さないと 親に見捨てられるって
無意識で思っちゃうんです。
なので、頑張りすぎて バーンアウトを起こします。
つまり 頭ではわかっているのに
体がいう事を聞かない状態になってしまうのです。
先日、抗がん剤の治療をなさっているママと面談させていただいていました。
抗がん剤の治療は 合う合わないはあるらしいのですが
このママさんは結構副作用がきついみたいで
次の抗がん剤治療の事を考えると
本当に恐怖になってしまうんです。
って教えてくださったのです。
思わず、
そう。その状態が
学校が苦手な子たちが 学校に行っている状態に近いんです。
と、お話しさせていただいたら
そんなんだったら、
学校になんか行かなくてもいいわ。
かわいそうに。
こんなつらい思いしてたんだ…。
って、仰ってくださったのです。
みんな、すごく頑張ってるよ。
ママ達のつけてきてくださったノートを拝読すると
のたうち回って 自分の今起きている状況と戦っています。
凹みたいのに凹む事が出来ず
カラ元気出して、
適応指導教室に行ったり
塾に行ったりしています。
ギリギリのところで 踏ん張っています。
それを認めてあげて欲しいんですね。
この状態の時に、
パパは認めてあげる。をすると
バーンアウトまで行かないのです。
それだけ踏ん張れれば
これから先、何が起こっても
お前ならやっていけるさ。
そんな気持ちで接してあげて欲しいのです。
そして、これからもしかして起こる事。
今できていることが少しずつできなくなるかもしれない事。
適応指導教室にも行けなくなるかもしれません。
塾にも行けなくなるかもしれません。
友だちとも 遊べなくなるかもしれません。
お家からも、出れなくなるかもしれません。
一つづつ、できないことが増えていくそんなプロセス。
ママ達を励まして
子どもさんたちも励まして
大丈夫。きっとよくなるから…。と信じて伴走できるのは
パパしかいないんです。
パパさんたち、
どうか、自分の思いでいっぱいいっぱいにならずに
一段上からママと子どもを守って欲しいな~。
と、そんな風に願いながら
今日のブログは書きました。
そして、NPOの方でも
会員様には パパに読んでいただくためのリーフレットを
ダウンロードしていただけるようになっています。
学校が苦手な子のパパは
今日のように お子さんにパラサイトしがちなパパと
子どもに興味を持たない。面と向かって話し合えないというパパも多いのです。
両タイプのパパに読んでいただけるといいように作っています。
そして、不登校の理解に関してなどは
全ての皆様に ダウンロードしていただけるようになっております。
https://fami-lab.com/npo/leaflet
どんどんと活用して
ご家族の関係性をよくして
皆が心から信頼しあえるご家族を目指してみてくださいね。
必要な方に届きますように。
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