事実は事実
こんにちは、みんです。
学校が苦手な子は
合理的でない思考をすることがあります。
合理的とは理屈にあっていること。
合理的ではないということは理屈にあっていないということです。
特に自分に都合の悪い事実に関しては
それを認めることがとても苦手であるようです。
私自身もこの傾向がありまして
研究などしていると 仮説を立てるわけですが
研究結果はやはり仮設通りにいって欲しいわけです。
仮設=思い込み
きっとそうに違いない
と思って、調査するわけですものね。
でも、実際 超さしてみると仮説通りにはいかないものです。
だから すごく凹みました。
自分を否定されたような気になっていた時期もありましたし
この調査はなかったことにしてしまいたい。
そんな気持ちになることもありました。
が、事実は事実なのです。
調査の結果という事実をひんまげるわけにはいきません。
私はこのおかげで事実を受け入れるということに関して
だいぶ鍛えられました。
そして、ものすごく事実を大切にするようになりました。
心理の世界は目に見えない世界です。
よって、心理の世界での事実は
先人の学者たちが、実験に実験を重ねて 100%近い数値を出したものを
事実としています。
他のことでもそうですよね。
世の中には事実とそうでないことがあります。
私はこう思う。。。は事実ではなくて
人の主観?仮説?意見?
誰かがいくら ○○は××なのです。って言ったって
そのデーターが事実を証明していなければ
主語は「私」以外のことでは 事実だとはなりません。
そんなことむやみやたらに突っ込んでも
例外一つで ポンとひっくり返されてしまいます。
事実には例外はないのですものね。
今日 どうしてこのことを記事にしたかといいますと
口の達者なお子さんの思い込みに巻き込まれて
なんだか腑に落ちないんだけど
反論ができないの…。
というお母様の話をよくお聞きするからです。
そういうお子さんの話を よーく聞いてみてください。
彼らの言いたいことは一つです。
そのことを正当化したくてあれやこれやと話を関連付けて
時には自分に都合のいいようにひん曲げて
伝えてくるわけです。
何が言いたいのか…。
何を正当化したいのか。
このポイントさへ掴んでいただけると
つじつまがあっていない部分が必ずみつかります。
彼らには いらぬことは言う必要はありません。
下手に口数を多くすると彼らの思う壺です。
同じ土俵に乗らされて
巻き込まれて、結局うやむやになって終わりです。
中には怒り出す子どももいますが
メモを取りながら話を聞かれるのも有効です。
こういう子ども(人)たちは、ポイントのみに食いついてきて
話全体に対して返事をしないのが特徴です。
だって、話全体に返事をすると
自分自身が間違っていることを認めないといけないことになりますから^^
彼らの言いたいポイントだけを要約して短くして伝えて
それであっているか確認をとって、
その後は お母さんの言いたいことを
Iメッセージで手短に伝えるだけでOKです。
その場では言い負かすことや間違えを認めさせることを
目標とはしないでくださいね。
お母さんはIメッセージを伝えるだけで
ほんと、大丈夫だからね。
そんな時 彼らは
自己正当化に過集中していますので何を言っても無駄。
半ばパニック状態なのですから…。
そして、
事実か思い込みか…。
その分け目を明確に日常意識してお子さんと関わっていかれると
お子さん自身も だんだんと慣れてくるのではないかしら…と
そんな風に感じています。
肝心なのは 問題が起きた時ではなく
日常なんですよね。
人は誰でも自分の信じていることを正当化しようと
その情報を引き寄せるものです。
例えば Aさんが好き…となれば、より好きになる情報を引き寄せますし
Aさんが嫌い…となれば、より嫌いになる情報を引き寄せて
自分を正当化しようとします。
一部の特性のある子ども(人)たちは
それを強烈に過集中で引き寄せるということなのです。
いい時はいいのだけれど
ネガティブな時は しんどいよね。。。
どんなに自分にとって不都合なことでも
事実は事実なんですものね。
必要な人に 届きますように。
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