子どもを知る手掛かりに…。
こんにちは、みんです。
今日は、本を一冊紹介いたします。
この本は、自閉症スペクトラムである精神科のドクターが書かれた自叙伝です。
この本を読んで
「あー、学校が苦手になる子にも
当てはまることが多くあるんだろうな。」
もしくは
「あ~。私もこうだったな。」
「あ、私と一緒だ。」
という事が たくさん出てきます。
当然、我が家の子ども達や夫の事に関して
理解を深めるにも とても役にたちました。
そもそも、発達障害の診断名ってね
人に優劣をつけたり 人を分けるためにあるのではありません。
現在は「自閉スペクトラム症」という名前に変わっています。
このスペクトラムとは「傾向」という事を意味します。
診断名は 関る人たちがヒントにしてもらうものです。
自閉スペクトラム症の特徴はいろいろとあります。
その中で この子はどういった特徴をもっているのかなと
その特徴は どの程度のものなのかなと
相手を知り、適切に関係性を作っていくためのヒントであるだけなんです。
例えば、自閉スペクトラム症の人たちは
共感力が弱いと言われていますが
共感にも「頭でわかる共感」と「心でわかる共感」があって
そのどちらも弱い子もいれば
どちらか片方だけが とても優れていたり
弱い、優れているも 2元論ではなくて
数字で例えれば 0から100までいろんな段階ががあるのです。
この本に出てくる いろんな特徴も
子どもたちにあてはまることもあれば
私に当てはまることもありました。
ですが、うちの家族は 現在は、誰も困っていません・笑
困っていれば発達特性があって
困っていなければ 発達特性がないというものでもないのです。
発達特性。つまり 個性は誰にもであります。
現にこの著者は 精神科のドクター。
つまり 学生の間は 本人はしんどかったかもしれないけれど
周りから見れば 困っていることがわからない人だったという事なんですね。
現に私が行なった調査では
発達障害の診断名が出ていない不登校のお子さんにどれぐらいの割合で
自閉症スペクトラムの傾向がある子がいるかを調査したのですが
発達障害とまでは行かなくてもその傾向がある子は
全体の90%近いという風に結果が出てきています。
学校が苦手な子のママの中には
うちの子は発達特性はないと
こういったことに 見向きもしないママもいます。
何か発達特性を誤解していませんか?
偏見、もっていませんか?
発達特性のある人。ない人と 分けてしまってはいませんか?
と、私は言いたくなってしまうのです。
誰にだって個性はあります。
もしかすると お子さんにも
この本の著者と同じような困り感を持っている子がいるかもしれません。
もしくは この著者ほどは傾向はきつくないけれど
若干こういうところもあるのかなと
何かのヒントになるかもしれません。
もしかすると、ママ自身が
わたしも、こういうところあるよなとなるかもしれません。
もし、お時間が許せば
一度 読んでみていただきたいなと考えているので
本日、ご紹介させていただきました。
そしてぜひ、発達特性というものについて
困っている人たち。や 生産性の低い人たち。という
知識のなさからくる偏見ではなく
正しく知っていただけるといいな~って
そんな風に願っています。
必要な人に届きますように。
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