あるお母さんの手記より
こんにちは、みんです。
本日の記事は
Facebookに掲載されていたものを
書かれた方のご許可をいただいて
こちらに のせさせていただきます。
長男の育ち
発達の弱さの気づき
長男は妊娠34週で前期破水し1990gで産まれました。
1歳を迎えるまでは低出生体重児ということで
保健師さんのサポートを受けながら
身体的な発育には問題なく育っていきました。
そして
1歳7か月健診で
バイバイや指さしなどができないことを指摘を受け
小さく生まれたし個性の範囲だろうと様子を見ていましたが
3歳を迎え当時通園していた市内の保育所の先生に
言葉の遅れと集団生活へなじめないことを聞き
保健所で保育所の先生と私たち夫婦と息子と同席で
発達検査を受け
その時に、息子に発達の遅れがある現実を知りました。
それまでも偏食であったり夜の寝入りが難しかったり
昼寝もしませんでしたし
子ども同士の輪に入ろうとしなかったり
理由がわからず悩んでいた育てにくさに何か問題があるとしたら
小さく産んだ自分の身体に問題があるからだろうか・・・
1歳以降も職場の託児所に預けながら仕事を続け
実際風邪をこじらせたりウイルス性胃腸炎でケトン性低血糖をおこし
育児休暇後復職した半年間に2度入退院を繰り返し
小さな身体に負担をかけていたのか・・・
息子の養生のため退職しましたが
周囲の身内からは母親失格だといわれ
夫とともに先の見えない不安を抱えていた時に
受け流せる余裕もなく
メニエール病 パニック発作を繰り返すようになり
心身ともにボロボロになりました
そんな中
保健師さんから
市内の療育施設である松の実園の存在を知り
夫とともに息子のためになるのなら・・・と母子通園を決めました
母子通園も私の体調不良でほとんど参加できず
翌年の4月に長男が3歳9か月で入園しました
入園してからも周囲からの理解は得られず
障がいなんて考えすぎだ
施設入所なんてやりすぎだ
息子がかわいそうだ
と聞き、今思えば
みんな心配のあまり不安な気持ちを伝えてくれていたのだと思いますが
当時はそこまで考えられる余裕もなく
実際息子と会い
認知と言葉で相手に思いを伝える能力のアンバランスな息子との
関わりにくさがあると
育て方が悪い
過保護だ
息子にまで
他の子と比べてできないのは
赤ちゃんだと傷つけることがありました
なので入園と同時に理解を得られるまでは
自分たちからの関わりは控えて親子3人で向き合っていこうと
夫と話をして決めました
夫婦間も
子どもが生まれてからも親になる覚悟ができておらず
自分たちの親にとっていい息子でありいい娘であること
夫婦お互いにいい夫いい妻であること
私自身もいい嫁になろうと思っていたところもあり
やりがいのある仕事を続けていくことなど
自分たちの思い描く生活に
子育てをのせていたように思います
入園とともに
夫婦間で互いに父親 母親になっていこうと
話し合いました。
息子たちを育てて感じたことは
親の想いとは別に
子どもの願いに目を向けること
そのためには知ることです
知らないから不安になり悩むのです
知り周りの人達と手を繋ぐことで
少しずつ消化していきます
何年も何年もかかり
それは終わりがありません
社会へ巣立つまでが本当に短いです
障がいがあってもなくても
育つ道のりは同じで
皆それぞれにペースがあります
他人とその育ちのペースを比べるのでなく
また自分が育ってきた過程も基準におきません
我が子のこれまでの育ちで伸びたところを見てあげましょう
世間の 「当たり前 」「 普通 」 の子育てを意識しながらも
我が子にとって今何を大切にするのか考えましょう
そのためには学びは大切です
軸は発達の道筋と我が子の今の居場所
その差が子ども自身の困ることにも繋がるので
周りの人達と手を繋ぎサポートすることで日々の成長を実感します
早期療育の中で
就学前にいつでも どこでも 誰とでも 出来たことを
積み重ねる経験を積むことで
自信の芽を育てていくのです
その環境は
大きな集団で伸びる子どももいれば
小さな集団で伸びる子どももいます
集団の形態が優位ではありません
どこが子どもにとって
安心してのびのび育つ場所なのか
サポートして下さる人達と相談しながら選択していけたらいいですね
発達の道筋を丁寧に解りやすい著書は
中川信子さんがオススメです
冊子みんなのねがいは
様々な立場の人の話が掲載されています
私の中の経験値に過ぎませんし
その子ども そして育てる親の数だけ
色々な価値観があります
何が正しいとか 違うとかではなく
独りで悩まず一緒に考える人は
きっといます
これは、発達に特性があるお子さんがいらっしゃるママが
書かれたものですが
子育ての基本は全て同じだと思うのです。
私自身も過去には
自分の思い描く人生の上に子どもをのせていて
そして、子どもの願いや
子どもを知る事に 目を向けてこなかった事を自覚しています。
そして、前のめりに人生を生きていた。
体は今にあるのに
頭だけは未来へ未来へ走っていたような気がします。
なので、子どもどころか
自分自身の事もしっかりと理解できていなかったのです。
子どもの躓きは
ママちょっと待って
私を見て、私を知って、
私に合わせて。
のサインのように感じています。
この文章を書かれたパパやママのように
お子さんの目線に降りて
しっかりお子さんを観察して
お子さんの願いを知る事ができる
素敵なパパ・ママになれるといいなぁ…と
思っています。
応援していますね。
必要な人に届きますように。
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