不登校支援「ファミリーコミュニケーション・ラボ」対面(大阪)電話相談  母親ノート法 コミュニケーション指導
  • トップページ
    Top
  • 講座スケジュール
    Schedule
  • 母親ノート法
    Mother’s Note
  • ショートセッション
    Short Session
  • ビジネスコンサル
    Business Consulting
  • 講座案内Basic
  • 講座案内advance

親も正直に直球勝負で…。

Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket
LINEで送る

先日 フォローアップやセミナーで使うケースの資料を作っていたときのことです。

ケースの内容はよくある話で

Aさんには あまり外に出たがらない中学2年のお嬢さんがいます。
ある日お嬢さんはAさんにデパートに買い物に行きたいと言い出し
次の日曜日に 一緒に行く約束をしました。

ところが当日 行くつもりで準備を始めたお嬢さんですが
途中で準備は止まってしまい、
出発の時間になっても動く気配はありません。

Aさんはお嬢さんに軽く声をかけてみましたが
はっきりとした返事は来なくて
結局かなり時間が過ぎてから

「遅くなっちゃったね。電車、今日は混んでるだろうね。」

という言葉がお嬢さんから…。

Aさんは もう行かないんだなぁ…と感じて
「行かないんだね。」
と優しく言いました。

でも、なんだかもやもやが残ってしまいました。

木

この文章を横から覗き込んだアウトロー。
「このお母さん 自分と子どもが分けられてへんな。
 いつまで子ども扱いしてるねん。中2やろ。」

と一言。

わたし、面白くなったので
色々と聞いてみました。

私「なんでそう思うん?」

アウト「だって、このお母さん 子どもについてって頼まれたん?」

私「嫌、大抵このケースやったら
じゃぁ、日曜に行こうか。。。と 親が持ちかけてるなぁ。」

アウト「そやろ。この子 親のこと ひとりの人間やって思ってないで。
親が離れてなかったら そんなこと思われへんもん。
親は別の人格やって分かるのって
親の方から切り離してくれなわかれへんねん。
僕もそういう時期があったから。」

私「ふぅん。なるほど。。。」

アウト「友達同士の約束やって考えてみ。
お互いに行きたいから約束するわけやん。
で、相手の子が時間守らんと いかんって言ったら
自分は行きたいから 放って置いていくやん。
それに そんなん嫌われるのはみんなわかるから
そういうことは ほとんどせんやろ。
この子は そういうことをしても許されると思っているから
親に謝りもしてないやん。」

私「そやな」

アウト「このお母さんは 子どもに外に出て欲しいって思っただけやろ。
自分が買い物に行きたかったわけちゃうやろ。」

私「そやな」

アウト「そんなことしてたら 子どもから見たら
いつまでたっても 親は自分と別の人間やって思われへんねん。」

私「ほうほう。。。」

いかがですか?
子どもって鋭いでしょう。

アウトローが特別に鋭いわけではありません。
ただ、イメージではなく 言葉を項式のように組立て
「ということは…」と考える子ですので
言語化するのは得意ではあります。

でも、大抵の子どもたちが
このケースを読んだときに
なんとなく腑に落ちないものを 心の中に感じるでしょう。
大人、特に同じ母親の立場の人では気づきにくい
シンプルな子どもからの意見なんです。

相手に何らかの期待をしての親の言動は
すぐに子どもにバレてしまいます。
特に今辛い状態で 敏感になっている子にとっては
何もかも お見通しであることが多いのです。
そして、そのことが 子どものエネルギーを落とすことになってしまいます。

ほんと、子どもってすごいよね。

で、もひとつアウトローに質問してみました。

「あんたが 私たち親は別人格で
親にも感情があるってわかったのは 何がきっかけ?」

「何にも言わへんようになった時」

だそうです。。。

日常の細かい事は 心と体の危険に関わること以外
ほとんど何も言いません。

留年?欠席?
そんなことぐらい、どーでもいいやん。

と、何にもかまってもらえないお家ですから
どうも、その時に これはやばいと気付いたようです。
自分で何とかしなくちゃ、この親は何もしてくれない…と・笑

で、親といえども自分の欲求を全部かなえてくれる相手ではないと気づいたようです。

本來 子どもが 母親は別人格だと理解するのは幼少期だと言われています。

赤ちゃんの時から すべてを受け入れてもらって大きくなってきた子が
ある日 親のNOを感じるとき。
それは幼児前期と言われていますが
その時期に NOが多すぎたり
発達の影響でうまく自律性が身につかなかったりした場合
親にも人格があって よって 甘えにも限界があるってことが
体得できなくて 持ち越されてくることがあるのです。

では どの子が自律を体得できていて
どの子ができていないかなんて わからないですよね。

ということで お子さんと接するときは
親は下心なく 直球勝負を 私はおすすめしたいわけです。
直球勝負は 親子を無理なく 分離させてくれます^^
そして、もやもやや下心、期待がない分
とてもシンプルに感情的にならずに
人間関係を作る方法でもあるのです。

親といえども人であります。
素直に アサーティブに
子どもと付き合っていけるといいですね^^

そうするとお子さんも
アサーティブに 自分の意見を言えるお子さんになると思います。
これからの時代は コミュニケーション力は不可欠。

ストレート、直球勝負で
お互いに自律した人間関係ができるといいですね^^。
(子どもは全部お見通しですから(^^;)

 

必要な人に届きますように。

ブログランキングに登録しております。
本日の記事 参考になったらポチっとよろしくお願いいたします。

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村

■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■

★11月23日ファミスペのご案内です⇒ポチ

★みん語録「日めくりカレンダー」のご案内⇒ポチ

★参加を迷っているママさんへ、初参加の皆さんからいただいた感想はこちら。⇒ポチ

【現在参加受付中のお茶会、勉強会情報】

■ 10月17日(土)東北ママの会主催 ONLINEお茶会⇒ポチ

■ 10月18日(日)大阪ママの会「リッスン」ONLINE勉強会⇒ポチ

■ 10月24日(土)名古屋ママの会「ラポール」ONLINE傾聴勉強会⇒ポチ

■ 11月1日(日)東京ママの会「リボーン」ONLINE傾聴勉強会⇒ポチ

■ 11月10日(火)宝塚ママの会「カラット」傾聴勉強会⇒ポチ

■ 11月13日(金)ONLINEママの交流会「ぐろぅばる」⇒ポチ

■ 11月14日(土)岡山ママの会「Listen Momo」傾聴勉強会⇒ポチ

■ 11月17日(火)大阪ママの会「リッスン2」傾聴勉強会⇒ポチ

■■━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■

■ 各支部活動の様子はこちらをご覧ください⇒ポチ

学校が苦手な子のママのピアサポートグループ「ファミラボ」はこちら⇒クリック

読者登録はこちら⇒クリック

メルマガ購読はこちら⇒クリック

講座・セミナー関連情報はこちら⇒クリック

谷田ひろみについてはこちら⇒クリック

Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket
LINEで送る

« 不登校:毎日頑張っているママへ │記事一覧│ 子どもによく叱られるんです。 »

NVC, 不安, 不登校, 傾聴, 子育て, 母親ノート法, 発達障害, 親の会, 親業, 起立性調節障害
2020年10月14日(水)  コメントorトラックバックはまだありません  お知らせ, ファミラボブログ, 不登校, 子育て全般, 接し方, 発達障害

コメントをどうぞ

メールアドレス (必須・公開されません)
コメント本文

CAPTCHA


  • 投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。

プロフィール

代表セラピスト 谷田ひろみ 産業カウンセラー・日本心理学会認定心理士・キャリアコンサルタント・ 母親ノート法点検者・HEG式ビジネスコンサルタント・一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチ資格所得

プロフィール

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

320人の購読者に加わりましょう

ファミリーコミュニケーションラボfacebookページ
ファミラボツイッター
ファミラボgoogleページ
ファミラボyoutube

友だち追加数

ファミリーコミュニケーション・ラボお問い合わせはこちら

ファミリーコミュニケーション・ラボmixi掲示板「不登校 学校が苦手な子の親室」

お勧めサイト

不登校親の会
「NPO法人ファミラボ」不登校親の会「NPO法人ファミラボ」

西宮 不登校親の会メリメロ西宮 不登校親の会 メリメロ

家族の危機管理(FCP)策定家族の危機管理(FCP)策定

テーマ

  • 谷田ひろみについて
  • お知らせ
  • 講座スケジュール
  • 不登校
  • 発達障害
  • 子育て全般
  • ファミラボブログ

ページメニュー

  • HOME
  • 不登校の対症療法『母親ノート法』
  • ママのための個人事業者向けビジネスコンサルティング
  • 自分を知るための『各種心理検査』
  • ママのための共感コミュニケーション(NVC)=BASIC=
  • ママのための共感コミュニケーション=advance=
  • プロフィール・法人概要
  • お問い合わせ・プライバシーポリシー
  • 「みん語録・3」ができあがりました。
  • 親子で使えるショートセッション
  • コミュニケーション・トレーニングBasicファシリテーター養成コース
  • 参考ページ/関連機関一覧

アーカイブ

  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2015年1月

Copyright© 2023 不登校支援「ファミリーコミュニケーション・ラボ」対面(大阪)電話相談 母親ノート法 コミュニケーション指導. All rights reserved.
写真提供:ペイレスイメージズ写真提供

ページトップへ