子どもたちは大人と話したがっている
こんにちは、みんです。
今日は少し大人の人たちに考えていただきたい事を
書いてみます。
皆さんは 私がNVC(ノンバイオレンスコミュニケーション)というものを
ママ達のコミュニケーショントレーニングに取り入れていることは
ご存知だと思うのですが
以前 NVCの本の翻訳者 安納献さんのリードするセミナーが
大阪で開催されました。
その時に 実は我が家のアウトロー君と
アウトロー君の友だちで 過去に不登校経験があって
今は臨床心理士を目指して大学に通う親友君が
一緒に参加していたのです。
私がNVCを日常のコミュニケーションに取り入れてから
彼も何か思うところがあったのでしょう。
友だちと
を一緒に読んでみたりして
NVCに興味を持つようになっていました。
そこで、「セミナーがあるよ~」と伝えた時に
「行きたい」
となったわけです。
参加してみての彼の感想は
大人の人ばっかりやったけど
上から来る人 誰もおらんかった。
みんな フラットに話を聞いてくれて
こんな世界もあるんやな~。
という事だったんですね。
学校が苦手になる子は ビビリジャン ビビリーヌが多いです。
なので、上からくる大人が題の苦手。
真面目で 言葉を言葉通りに取る子もおおいので
大人の言っていることがコロコロ変わる事にも敏感で
それで、混乱を起こしてしまっている子も多いのです。
で、
ルールや枠にとらわれた上下社会。つまり 学校というところや
習い事、塾などといったところで
大人とは理不尽なものだ。
社会とは怖いところだ。
という風に
彼らの中では だんだんとそういう「信念」のようなものが出来上がっていきます。
アウトロー君も大人に対してはかなり警戒が強く
そして、社会に対して、大人に対して、ガッカリ感の強い子でした。
ところがNVCのセミナーに参加することで
社会への期待が 一気に膨らんだのです。
セミナー当日 学生は奴ら二人だけで話は合わないだろう。
なので、昼食は二人で勝手に行ってくれたらいいや。
と、一日目は誘わなかったのですが
二日目の朝
もし、グループで行くのであれば
僕らも一緒に連れて行ってくれないか…
と、アウトローの方から言ってきたのです。
もっともっと 大人の人たちに
いろんな話が聞きたかったようです。
そう言えば…。
以前に京都のNVCのセミナーに参加したときも
大学生の男の子が二人来ていて
セミナー後の懇親会にも
自分たちから参加していたことを思い出したんですね。
あ~。そうなんだ。
安心安全の環境であるならば
子どもたちは 大人の人に
いろんな話を聞いてみたいと思ってるんだなぁ…と
この時 納得したわけです。
今 学校が苦手な子のママやパパに伝えしたいのは
まずは家庭から
大人を信用してみようかな~という環境を
整えてあげませんか?
という事なのです。
子ども達 本当はもっと
ママの事 パパの事 聞きたいんじゃないかな~って思うんです。
ママはどんな風な考えを持って生きているんだろう?
パパはどうなのかな?
きっと、聞きたいと思うんですね。
親だから、大人だから…。
そんな風に気負わずに
ただ人生の先輩として
お互いの人格を認め合い
子ども自身が 自分の気持ちを大切にすることを喜び
そして 親自身も自分の気持ちを大切にイキイキと表現する。
対等の関係。
皆さんの子どもたちも
きっと、心の奥底では
いろんな事 話したいし
いろんな事 聞きたいという欲求があると思のです。
でもそれが、力関係における反抗で出てこないとしたら
なんど、もったいないことだなぁ…と感じるわけです。
ちなみに アウトロー君
こういう世界もあるという事がわかってから
違う世界、上下関係やレッテルの世界にも 踏み出していく勇気がもてたようです。
人は安心する場所ができると 外の世界にも踏み出していく勇気がもてるものなんだ。
と、奴を見ていて感じています。
そして、「場づくり」というテーマに興味が出たようで、
今春からは、心理の大学院で勉強する事になっています。
必要な人に届きますように。
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