お金のことは言わない方がいいですか?
こんにちは、みんです。
「母親ノート法」面談のママさん。
通信制高等学校を卒業し、
現在、浪人、予備校通い中の息子さんがいらっしゃるのですが
まぁ、いろいろと問題を起こしてくれちゃって
ママはハラハラドキドキです。
そして、受験勉強始めたのはいいけれど
世の中の事、何にもわかっていない(;´・ω・)
予備校の面接で、バイトしながら受験勉強すると先生に言ってみたり
はるか雲のような志望校を言ってみたり…。
これ、よくあるんですよね~。
地に足がついていないというか、
自分は特別だと思っているというか…。
そして、これもあるあるなんだけれど
模擬試験受けて
現実をつけつけられて、現在撃沈状態です。
予備校にもなかなか足が向きません。
息子さんの志望校をお聞きしたとき
東京?理系?私立?下宿?
かなり学費かさむよね。
1000万近くかかると思うけれど
それは大丈夫なの?
とお聞きしたら、ママさん
「無理です。」
のお返事。
そうそう、この条件を
奨学金なしでクリアできるご家庭は少ないはずです。
そこで
「だったら、親が応援してあげられるお金は〇〇円で
それ以上は奨学金でやってね…って伝えておいてあげた方がいいんちゃうの?」
とお話したら
どうも、お父さんが
「子どもにお金のことは言わない。」
という主義の方らしいのです。
確かにね、日々 なにか買う時に
毎回、毎回、渋い顔をしたり
お金がないというのは
あまりよろしくないわけです。
が、お金には限度があります。
無い袖、振れないしね。
うちの精一杯の応援できる額は〇〇万円だと言っておいてあげた方が
子どもも心の準備ができますよね。
それにもう18歳です。
大人扱いしてあげてもいい年齢です。
ママさんは
どうせ、志望校には行けないだろう。
第2志望は地元なので、特に伝える必要もないかな?
と思ってらっしゃったようなのですが
「嫌、それ ずっこいんちゃう?」
と私が返すと
「人参ぶら下げて、走れ走れとケツをたたき
結局、人参与えないようなものですよね(-_-;)。」
と、ママさんも自己理解をしてくださいました。
そうなんです。
親にしてもれば 大学に進学してほしい。
なので、人呼んで
「コントロールの術」
を使っちゃってるんですよね。
でもね、実は「コントロールの術」を使うとね
「コントロール返し」という必殺奥義を使われるんです。
子どもたちは無意識なんだけれどね
でも、親の気持ちなんかお見通し。
なので、大学に行って欲しければ
〇〇しろ…と
痛いところを突いてくるようになります。
これは不登校中のママも気を付けてね。
あまりにも学校に行って欲しい気持ちが強い。
元気になって欲しいという気持ちが強く
気持ち通り越して 欲になっちゃってるとね
ついつい、自分では気が付かないけれど
コントロールを入れちゃってるんですね。
そんな事をしていると
子どもに足元みられちゃうんです。
で、いつまでたっても
お互いに自立した関係を築くことができません。
このママさん もう古いお付き合いなので
私が学歴大好き人間だったことをご存知です。
なので、
「みんさんは、偏差値の高い大学に行って欲しいという気持ち
いつ、手放すことができましたか?」
とご質問くださいました。
私の答えは
「もうそれが叶わないと分かった時(笑)」
そうなんです。
実はずっと持ち続けていました。
でも、そんな自分の事がわかっているので
常に自分と対話していました。
「私は無意識でコントロールしようとしていないか?」
「今、私が伝えたい事は 自分のどんな欲求が隠れてる?」
今でもそうです。
ふと、気を抜くと
自分の理想の方に向けて
コントロールしようとする自分に気が付きます。
娘は家を出ていっているのでだいぶましですが
息子を私の毒牙にかけてしまいそうで ヒヤヒヤです。
それはおかしいやろ…と言ってくれる
頼りになる旦那さんもいないしね。
一人で踏ん張るしか 仕方ないわけです。
極力 お口チャックを守っています。
お互いに正直に
自分の人生は自分のもの。
自分の欲求は自分で満たす。
という自立した関係性でお付き合いしていきたいものね。
大切な人だからこそ^^。
ということで、
お金のことも 細かくケチったような事を伝えるのではないけれど
うちの限度額は〇〇円。
学費は〇〇円、
月々のこずかいは〇〇円
というようなことは 曖昧にしておかないで
伝えておいてあげるといいんじゃないかな~。
と、私は考えています。
子どもの人生は子どものものだものね~。
必要な人に届きますように。
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